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節分です。

こんにちは、紅龍堂書店(くりゅうどうしょてん)の久利生杏奈(くりゅうあんな)です。

節分……
季節を分けると書きますが、この文字を見ると今日は少し萎縮してしまいます。明日は立春です。季節の変わり目は魔が生じやすく、それを払う行事として節分があるわけですが……
まさか自分が季節の変わり目に倒れるとは思っていませんでした……
逆流性食道炎の間、大家さんと旅人さんとが交替でブログもtwitterも更新して下さって……本当に、ありがとうございました。不甲斐ない体調管理を後悔して、私はどんな顔で仕事に戻ればいいのだろうと緊張してtwitterにログインしたら、パッと思いがけない言葉が目に飛び込んできて。
思わずキーボードを打つ指が止まりました。

「早く連絡がありますように」

最近では喉に引っかかって、上手く外に出せなくなっていた感情でした。景康、と名前を呼ぶのも少し苦しいと感じていたら、1週間前に酷い嘔吐をして。逆流性食道炎でした。まさか私に限ってと思ったのですが、言葉を見たら糸が切れたように泣きました。
ずっと言えなかった願いを、フォロワーさんが代わりに声に出して下さったようで、自分でもどうして泣いているのか混乱しながら、ただ泣きました。
……なんて書くと重たいでしょうか; でも大家さんが、「紅龍堂書店のフォロワーさんはみんな優しいから大丈夫よ。いつも気丈に振る舞わなくたっていいのよ。わざとでも頼ってごらんなさい」って言ってくださって、その……
旅人さんも、頂戴したリプライを一語一句違わず、伝えてくださって。

お大事に、っていう言葉。優しいですね。
こんなにあったかくて、柔らかい言葉だったんですね。
知りませんでした。

昔、とても大切な人が、「恩はね、一番返したい人には返せないのよ。だから送っていきなさい」と言ってくれたことを思い出しました。
それでも私は、お返しできる限りお返ししていきたいです。
何ができるだろうと考えながら、今日も、この記事を綴っています。

……すっかり節分から話が逸れてしまいましたね! いけませんね。
節分……
節分に、米農家の娘が何を思うかと言うとですね。






豆も生きてるんですよね。




皆さん、考えてみてください。あの豆が、米だったとしたら、と。それは許される所業だと思いますか? 否、断じて否です。
節分の思想には共感するところも多いですが、作物を投げやる行為は久利生家的にはレッドカード、即退場です。地域によってはピーナッツを投げたりするそうですけれどね。ピーナッツであれば落ちても殻を剥いて食べられるという発想……

……

えっ?

皆さん、大豆だって拾い集めて食していますよね?
まかり間違って掃除機で吸い集めてザザッという音を楽しんだりしていませんよね?

ね???

コホン。

しかし私は久利生家の娘であると同時に、紅龍堂書店の翻訳家。
店主・景康は大のお祭り好きです。世界中のありとあらゆる暦にかこつけては宴を開いていましたから、日本の行事をスルーするなんてありえません。
そこで……

福は内、鬼も内です! ふふ。
萬ファンタジー取り扱いどころとしては、鬼さんだって大歓迎なのです。なんといっても鬼は東洋ファンタジーの筆頭、いなくなってしまっては物語が成り立ちませんからね。大いに敬わせて頂きます。
角は柚子のマシュマロ、紅いチョコレートでコーティングされたケーキの中には、ふわっと甘さ控えめのチョコレートムースと、酸味の効いたベリーのジュレが入っています。私の大好きなケーキ屋さんで、旅人さんがお見舞いにと買ってきてくれました。ありがとうございます、美味しいです。

あなたは、どんなふうに節分を過ごしていますか?
よかったら、いつか聞かせてくださいね。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。とっても嬉しいです。
きっとまた、遊びにいらしてくださいね。

追伸
明日からは3週連続で火曜日に、コンセプト「世界観」「物語」「時代性」ページを更新して参ります。紅龍堂書店は小さな本屋さんですから、少しずつ、少しずつのお報せになりますけれど……
紅い龍が「火」を吹く曜日に、遊びに来て頂けると嬉しいです。
今後とも、どうぞ宜しくお願い申し上げます。


(twitterを始めました。どうぞお気軽にフォローくださいね。喜々とご挨拶に伺います)

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