健康診断です。
こんにちは、紅龍堂書店(くりゅうどうしょてん)の久利生杏奈(くりゅうあんな)です。
今日は血液検査でした。私、血液検査、大好きです!
紅龍堂書店は自営業の小さなお店ですからね、大企業のような健康診断はありません。少しでも体調を崩したら意識的に病院へ行って、血を採ってもらうようにしています。そんな習慣がついたのは、おじいさ……景康の体調を気にしていたからなのですが、結果的に自分の健康状態にも敏感になれて良かったと思います。
ほんの少量の血液から体のコンディションが分かるだなんて、ありがたいことですよね。
今回は、ホームページ制作に夢中になり過ぎて、咳が長引いていたところを大家さんに見咎められて。念には念を入れて……結果、全て正常値! 嬉しいです。でも一つだけ、深刻ではないのですが、数値が下限を振り切れて半分以下だったものが。
それは中性脂肪。
……最初は喜んだのですが、脂溶性ビタミンが欠乏しないものかしらと我に返りました。「増やすにはどうすればいいのでしょうか?」とお医者さんに尋ねたところ、「増やさなくていいです」と笑われてしまいました。HDLコレステロール(善玉コレステロール)が多く、LDLコレステロールは少なく、肝臓の数値も問題ないので、ひとまずは気にしなくていいのだとか。そういうものなのですね。
女性のお医者さまで、とても丁寧に診察してくださりました。問診の項目に親族の既往歴があったのですが、父が脳梗塞、母が動脈瘤破裂とお伝えすると、カルテに書き込む手が止まって。
何かまずい結果でもあったのでしょうかと身構えると、
「大変でしたね」
と静かに診察室に声が響きました。
ハッとしました。自分の人生ではもう当たり前のことになりすぎていて、最近では思い返すことも無くなっていたのですが。
「大変……でした、そうですね」
と慌てて返しながら、優しいお医者さまだなと感じ入ってしまいました。ご職業的には、「血縁に脳疾患が多い患者」と分かれば充分でしょうに。私も事務的にお返事をしただけだったのですが、まさかこんな風に声をかけて頂けるとは思っていなくて意表を衝かれました。
もしかすると、私の年齢や外見から、幼い頃に苦労があったと察して下さったのかもしれませんね。
ちなみにその両親ですが、今はバリにいます。ええ、全快しています。前よりも元気になってそれはもう……ええ……
冬は米農家、田んぼが雪に埋まってやることないですからね……。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。とっても嬉しいです。
あなたも、お体に気を付けてくださいね。少しでも変だと思ったら、無理せずちゃんと診てもらってくださいね。
きっとまた、元気で遊びにいらしてくださいね。
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