STORY

物語に
国境はない。

「あなたと私は違う。だから思いやりたい」

We hope

真実よりも強いもの

旅人さんは言いました。
「分断、という言葉が苦手です。誰もが持っている危機感を、ことさらに煽り立てるキャッチコピーのようで。分断とこの指で書いた瞬間から、いよいよ世界が隔てられていくようで私は怖い。『空を見上げたくなる物語を』と聞いたときはホッとしました。やさしい言い回しがあるものだと。人を繋ぐのは物語です。最後の最後まで、人は物語しか信じない。どんな正義よりも、どんな真実よりも、人は胸を打つストーリーを好むものです」

「世界は繋がっている」

「繋がっていると書いて初めて、本当に繋がり始めるんです。なぜなら、人間の脳は模倣を好むからです。人は尊い。人は優しい。人はあたたかい。たった一度でいい、そう思った感情が記憶野に焼き付けられて、人に尊く、人に優しく、人にあたたかく成っていく。脳は絶えず変容し続けます。その人に最適な形に。だから私は愚かさを嘆かない。愚かなまま、それでも尊くあろうともがく人間が好きです。そんな人間の物語を、読みたいんです」

物語に国境はない

紅龍堂書店は、あなたの町の本屋さんです。

アジアって、広いんです。
ウラル山脈を介したすぐ隣はヨーロッパ。アフリカともスエズ地峡で繋がっています。接する海は、太平洋・インド洋・北極海・ヨーロッパ地中海・黒海・紅海・ペルシア湾・ベーリング海・オホーツク海・東シナ海・黄海・日本海・アラビア海・ベンガル湾……
そのほんの片隅にお店を構えていることを、私たちは忘れません。
紅龍堂書店は、たとえ世界のどこに存在したとしても、所在地に関係なく「あなたの町の」本屋さんです。

物語を楽しむ秘訣

「僕たちの出版する物語は、遠い昔や、遥か彼方の誰かの意思を継いだものだ。敬意を、忘れないようにしないとね」
いつも楽しそうな店主・景康ですが、一つだけ、厳格なルールを定めています。
紅龍堂書店は、差別表現を使いません。著者や出版社など関係者各位はもちろん、たとえお付き合いの長いお客様でも、差別行為をお見かけした場合は出入禁止とさせて頂いております。先進国の中で、ヘイトクライムへの重罰を定めていない国はほぼ皆無という現実を厳粛に受け止め、具体的には、ページ下部のような行為を自主規制しています。
ご了承の上で、ごゆるりとおくつろぎくださいませ。

✖ 国籍・人種・宗教差別

国籍、出身地域、民族、肌の色、信仰する宗教などを理由に侮辱的表現を使って貶めることを許しません。今挙げた中に記載がなくても、人権を侵害する行為は一切、看過できかねます。

✖ 性差別

女性は〇〇だ、男性は✖✖だ、LGBTQは△△だなど、一括りに決めつける・押し付ける表現は差別行為です。紅龍堂書店は、ジェンダーフリーを掲げています。

✖ 障がい者差別

ハンディキャップのある方への冷遇・侮辱を許しません。心身に傷を負った方、ご高齢につき不便が増えた方、児童への虐待等も論外です。