「空を見上げたくなる物語を」
物語に国境はない。言葉の海を渡って、この場所に辿りついた誰かへ。はじめまして。
紅龍堂書店(くりゅうどうしょてん)は、荒れ野に寄り添う物語と、現実を生き抜くための知識の本を作っている独立出版レーベルです。



本は、地図だ。
身近に助けてくれる人がいなくても、会ったこともない誰かの言葉が、迷う背中を押してくれることがある。
「孤独を受容すること。飲み込まれそうになったら、天気のようなものだと思うこと。しばらくはしょうがないなと諦めて、
嵐が過ぎれば、また一人で歩き出すと決めること。どんなに辛いことがあっても、泣きながらごはんを食べること」
――『毒親絶縁の手引き』(改訂新版)p.266
「あなたは一人じゃない」と語りかけてくる本なんて、読みたくなかった。
親がいない子どものための児童書なんて、見たことがなかった。
一人でも生きていくための知識が、技術が、勇気が、喉から手が出るほど欲しかった。
紅龍堂書店は、秩父多摩甲斐国立公園の片隅で、たった一人で荒れ野に踏み出す誰かのための本を作っています。