プリンターが壊れました。
こんにちは、紅龍堂書店(くりゅうどうしょてん)の久利生杏奈(くりゅうあんな)です。
国税庁は自営業者に、領収書類を7年間保管するようにと指示しています。
従って、このペーパーレスが進む時代に、わざわざWEBで確認できる明細等を毎年プリントしては段ボール箱に詰めているのですが……
プリンターが壊れました。
いえ、実は紅龍堂書店に届いた当初から、不具合はありました。
恐らく接触不良かと思うのですが、電源が入るときと入らないときがあったのですよね。ええ、機械としては致命的な類のバグです。
それこそ確定申告直前に電源オフとあっては洒落になりませんから、私は即座に返品交換を提案したのですが――
「どうして? 電源が入るときもあるんだから、置いておけばいいじゃない。僕はこのプリンター、気に入ったよ。プリンターだのに『気まぐれ』なところがいい」
意味の解らないことを言い出すのは決まって景康です。
しかしこれが功を奏して、プリンターの「機嫌」を恐れて、人間が巻きで仕事をするようになったのですよね……すごく、生産性が上がりました。
予期せぬ副産物は他にもありました。
今回、その気まぐれプリンターが、完全に壊れてしまいました。
まるで景康の不在にヘソを曲げたように、本当にうんともすんとも言わなくなってしまったのです。驚きましたし、――自分でも愕然としたのですが、涙が出ました。
機械が壊れてしまうのってこんなに悲しいのですね。
知りませんでした。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。
あなたが、壊れたら泣いてしまうほど、大切にしているものはなんですか?
きっとまた、遊びにいらしてくださいね。
「ペットもルームシェアも単身高齢者もLGBTQも外国籍も生活保護も前科持ちも当たり前にOK」だそうです。詳しいことはリンクからご確認くださいませ。
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