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『紅い翼の翻訳家』幻著者・幻訳者からのメッセージ|文フリ東京42出ます!

こんにちは!
紅龍堂書店の五十嵐です。

『紅い翼の翻訳家』を2026年5月に刊行予定です。
既刊『王の庭師』と世界観を共有しつつ、本作単体でもお楽しみいただける内容となっております。

物語について

『紅い翼の翻訳家』は、『王の庭師』の幻著者ナディア・アーレンベルクと杏奈の“はじまり”を描く物語です。
どのようにして二人は出会い、『王の庭師』を翻訳するに至ったのか——不器用な二人がどのようにして距離を詰めていったのか、そのたどたどしい軌跡を、ぜひ見守っていただけますと幸いです。

余談

「杏奈とナディアはどっちも人付き合いが苦手だから、せっかくの機会だしブログに二人のメッセージを載せよう」と提案すると、

杏奈「え。私、人付き合いが苦手だったの……?」
ナディア「人付き合いが苦手だと知っていてなぜ頼む」

との回答。あなたたち、そういうところだよ。
このブログを二人に読んでもらったところ、

杏奈「『別に私は杏奈と距離そんなに縮まってない』とナディアは言うと思う」
ナディア「別に私は杏奈と距離そんなに縮まっていない」

だそうです。今日も着実に仲が深まっているようで何よりです。

文学フリマ東京42について

本作は5月刊行予定ですが、その最初のお披露目の場として、文学フリマ東京42にも出店いたします。
刊行直後の一冊を直接手に取っていただける機会となりますので、お越しの際はぜひお立ち寄りください。
紅龍堂書店一同、皆様にお会いできるのを楽しみにしております。

それでは、お待ちかねのふたりからのメッセージです!
どうぞ!

杏奈からのメッセージ

星の数ほどある書籍のなかから、本書をお目に留めてくださりありがとうございます。
著者のナディアは、高地アーレンベルク語と日本語を母語とし、日常会話ではヴィッセン語を用いる作家です。
政治的事情で一度母国語を消失し、「母語で思考しながら母国語を変える」経験をしています。
そのため、発話は単一の言語に収まらず、原文でも単語やニュアンスが移行する箇所が見受けられます。
本作では、「どの言葉を選ぶか」「どの国の人間か」といった帰属意識の揺らぎが特徴的で、その差異を削らず、意味と響きの両方が残るよう心がけて訳出しました。
ナディアの言葉を、そのままの強度で届けることができたなら幸いです。

ナディアからのメッセージ

訳が秀逸です。
原文よりも読みやすい。

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