書店の皆様へ

ご協力、
お願い致します。

紅龍堂書店の刊行物は、独立系書店の皆様、私設図書館の皆様、一箱店主様、その他イベント運営者様など、創作関係者各位にお取扱い頂けます。
お取扱いの際は、幻想書店『紅龍堂書店』の世界観(必ず「コンセプト」をご一読ください)及びスタッフとお客様の身の安全を守るために、
書面で秘密保持契約を締結させて頂きます。売買取引におきましても何点かお願い事がございます。
お互いに無理のない心地よいお取引を継続するためにも、ご納得頂きました上で、お問合せフォームよりご連絡頂きますようお願い申し上げます。

基本方針

差別行為を禁止しています。

言論の自由、またどんな本を置くのも個人の自由という大原則に基づいた上で、あくまでも紅龍堂書店の出版物をお取扱い頂く際は、店頭のヘイト本の撤去もしくは該当書籍に「ヘイト本である」と明記するなどの工夫・周知の徹底をお願い致します。弊レーベルでは、全ての出版物の制作にあたり、国籍・人種・宗教・性別・障がいの有無などを理由に侮蔑的表現を用いて貶めることは差別行為であると肝に銘じています。先進国において、ヘイトクライムへの重罰を定めていない国はほぼ皆無という現実を厳粛に受け止め、スタッフ全員が納得し、矜持をもって仕事しています。共感して頂ける方は大歓迎ですし、意味が解らないと感じる方はお引取りください。
尚、昨今の風潮を見かねて敢えて特記しますが、性暴力を肯定する文脈の作品(トランスジェンダー差別含む)も、国連の女子差別撤廃条約や在日米国大使館発表の人身取引報告書等に照らし、弊レーベルでは差別行為と見做します。

紅龍堂の単行本は、全てA6サイズです

紙の単行本はいまだにB6・四六判で出されることが多いですが、これは男性の手を基準に考案されたサイズです。日本において文庫本が刊行されたのは1914年(大正3年)、その時代までの読書層を前提にした形式に固執することに、紅龍堂書店は強い疑問を覚えています。女性は男性に比べて手が小さいことが多いですし、腱鞘炎やリウマチや上肢機能障害の方は文庫本でも不便を強いられます。また虐待家庭では、そもそも家に書籍を置けない児童が少なくありません。そのため、弊レーベルではアクセシビリティの平等の観点から、基本的に単行本もA6サイズで刊行し、また全ての紙の書籍に「電子書籍の取り扱い」を明記させて頂きます。
※現時点では取り扱いがありませんが、いずれオーディオブックも作成し、配信もしくはパッケージ販売したいと考えています。

電子書籍について

子ども割・困窮家庭には無料頒布します

紅龍堂書店の出版物は、全て「子ども割」を用意し、困窮家庭にはepubデータもしくはPDFデータを無料頒布します。
内閣府『令和3年 子供の生活状況調査の分析』によると、二人親か一人親かで貧困率は6倍強の差、親が大卒以上かどうかで5倍の格差、正社員かそうでないかで2倍の差が生まれています。貧困世帯の半数近くが「食べ物を買えない」と答えており、5世帯に1世帯が公共料金の支払いに滞っています。
弊レーベルは、本にまつわる情報格差を無くしたいと考えています。本を読めなければ、本を買う大人にはなりません。
詳細は「子ども割」のページをご確認ください。

電子書籍の紹介料率について

紅龍堂書店は、電子書籍の販売に際しても、町の書店様に利益を得て頂きたいと考えています。具体的には、レジに電子版購入希望のお客様がいらっしゃった場合も、その場でアフィリエイトQRコードを読んで頂くことで、規定のパーセンテージが入る仕組みがございます。例えば2750円(税込)の『王の庭師』の場合、紙の掛け率は7割ですから書店様の粗利は825円、一方で電子版の定価は2,000円(税込)、紹介料率は2%ですから、純利益で400円を得て頂けます(※電気代等は計算していません)
こちらはAmazonが提供するアソシエイト・プログラムです。Amazonは電子書籍市場の開拓にあたり、「世界中の全ての地域に60秒以内に本を届ける」という理念を掲げています。弊レーベルはこの理念に共感しています。新興国や地方など、本屋が無くても携帯端末は持っている層へのアプローチとして光明に感じるためです。
一方で、サプライチェーン基準に関しては、厳しい目を向け続ける必要があると感じています。そのため、紙の本はAmazonには卸しません。

直取引について

少部数印刷にこだわります

環境負荷への観点から、大量出版・大量廃棄の流れに乗せることを好みません。紅龍堂書店は、印刷も加工流通全ての工程において、責任ある森林管理を保障するFSC®認証(CoC認証)を取得した企業にお願いする、書籍用紙においても代替可能なページは全てFSC®認証用紙を使用する、PP加工も再利用しやすいものを選ぶなど、パフォーマンスではない現実的な環境対応の方法を模索し続けています。
また、表現はめざましい速さで流動します。例えば「ブラック企業」は黒人の方に対する差別表現ですし、弊レーベルも今日は気づかないマイクロアグレッションに、明日には気づき、反省し、改訂を加えるかもしれません。文化資料としては「21世紀初頭の本」と割り切ることもどこかで必要でしょうが、あくまでも紅龍堂書店では、今、この瞬間、社会問題に意識的な読者に寄り添いたいと考えています。そのため、電子版はかなりの高頻度で改訂を加えていますし、紙の本も基本的に少部数印刷に徹し、信頼できる契約販売店様のみにお取扱い頂きたいと考えています。
そのため、大変恐れ入りますが、客層が読めない大手書店様のお取扱いは、予めお断りさせて頂きます。ISBNも現状は取得しておりません。ご了承ください。

掛け率・発送・梱包について

掛け率は基本的に7割、買い切りでお願い致します。最低購入部数はありませんが、3冊単位(3冊、6冊、9冊など3の倍数)でご注文頂けると弊レーベルとしては助かります。その他、細かな条件に関しては個別に話し合い、書面にて売買取引基本契約及び秘密保持契約を締結させて頂きます。誠に恐れ入りますが、これらの書類を残したくないという方におかれましては、法人様・個人様を問わずお取引自体をご遠慮ください。
送料については、基本的に全国一律500円を頂戴します。梱包材も環境配慮した物を使えば割高になるためです。本が濡れないためにはプラスティックを使うことが一般的ですが、弊レーベルは「太平洋ゴミベルト」に漂着するプラスティックゴミの3割が日本由来であることを憂慮し、蝋引きした紙で包みます。気候変動への取り組みは慈善活動ではなく人権問題であり急務と考えています。
尚、『紅龍堂書店』のストーリーに出演・ご協力頂ける店舗様は、送料を弊レーベルが負担させて頂きます。詳細は契約の段にお尋ねください。