柿渋の色は夕焼け色です。
こんにちは、紅龍堂書店(くりゅうどうしょてん)の久利生杏奈(くりゅうあんな)です。
柿渋の色ってなんて美しいのでしょうね!
本の虫干しの合間に、空になった棚の補修をしているのですけれど。さらりと刷毛で一撫でしたら、夕焼けのような輝きを放ったものですから嬉しくなってしまいました。景康もいい加減に片付けなければと思っていたのでしょうか? 書斎の掃除中に、無塗装の作りかけの棚が出てきて。ささくれ立った檜の表面を丁寧に整えて、柿渋を塗り重ねたら、なんとまあ色気のある飴色に仕上がるではありませんか。景康はイギリスの植物性塗料を好んで使っていたのですが、個人的には柿渋のほうが好みですね。
景康も気に入りそうな色ですが、判定はいかに……?
最後まで読んで頂いてありがとうございます。とっても嬉しいです。
きっとまた、遊びにいらしてくださいね。
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