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【賃貸DIY】手作り書店、壁掛けモニターとステレオを設置します。

こんにちは、紅龍堂書店(くりゅうどうしょてん)の久利生杏奈(くりゅうあんな)です。

先日大家さんにご紹介頂いたお部屋、思い切ってお借りすることにしました!
景康は大の冒険好きでしたからね。ここで尻込みしたら、「どうして? 楽しそうなのに」と笑われてしまいます。
そうと決めれば、改装作業に入って参ります。
イメージは景康の書斎。帰って来たときに驚かせたいですからね。
こう見えて、築云十年の紅龍堂書店と首っ引きで付き合い続けてきた私です。DIYスキルにはちょっとした自信があるのです。

ふむ、こんなものでしょうか。
まずはメモや資料のコピーを貼れる作業スペースを作って参ります。
先日ご覧頂いたとおり、元は真っ白な壁でした。 この壁が、ノックしてみましたらカチカチにコンクリートが詰まっていて、画鋲も打てない状態だったのです。
ならば壁から作ってしまいましょう。
農家・久利生家のモットーですが、「無いものは作れ」です。
やっていることは大して難しくなくて、柱を立てて、棚板を渡し、背面に羽目板をビス留めしただけです。あとは材の塗装くらい。
ポイントは下記の通りです。

  • 賃貸で柱を立てるには、2×4材(ツーバイフォー材)ラブリコを使うのがおすすめ。ディアウォールなどの類似商品よりもしっかり締められます。ただし、天井が抜けないように注意しましょう。
  • 2×4材は絶っっっ対にホームセンターで厳選しましょう! 木にも個性がありますからね。柱に使うならば、年輪の間隔が狭くて節が少ないものが頑丈ですが、最後は好み。私は塗装したときに浮かび上がってくる木目の模様を想像して選ぶことが多いです。樹脂はアルコールで拭き取れるのであまり気にしていません。節の欠けも、パテ埋めできますから気にしません。パテは100円均一ショップでも手に入りますよ!
  • 羽目板は、大家さんが浮造りの床を注文した梅江製材所さんの檜材が、とっても綺麗です!
    ご予算如何では、メルカリやホームセンターでも、たまに恐ろしく安く、状態の良い端材が手に入ります。木材コーナーを見ることは私の密やかな楽しみです、ふふ。
  • 木材カットはホームセンターや製材所で、購入時にやってもらうのがおすすめです。綺麗な垂直に仕上がりますからね。自分でやる際は、指の切断事故が多いですから本当に本当に気を付けてください。
  • 塗装する木材の表面は、サンダーで丁寧に整えます。番手はお好みで。私は60~120番で荒い凹凸を無くした後、240~400番くらいで滑らかにしています。この作業を怠ると、完成時のクオリティーが著しく下がります。正直、手作業には限界があります。腱鞘炎予防や作業効率アップのために、電動サンダーを使うことがおすすめです。
  • 電動サンダーの選び方ですが、高価でズッシリと高性能なものより、軽くて片手でしっかり持てて、小回りの利くもののほうがDIYには向いています。私が愛用しているのはこちらです。
  • 塗装の色はお好みで。柱と棚、柱と背面板など、敢えて色味を変えると雰囲気が出ます。参考までに、写真の柱は、ワトコオイルのダークウォルナットで下塗り、ブライワックスのラスティックパインで仕上げています。背面の羽目板は、私の大好きな柿渋です。ぁっ、柿渋は無臭のものをぜひ! ふつうの柿渋はですね……どぶ臭いと申しますか、凄まじいですからね。写真の色は、ターナーの無臭柿渋です。いずれもトルエンフリーの植物性塗料を選んでいます。猫ちゃんがいますからね!
  • ワトコオイルは、余分な塗料をウェスなどで拭き取るのがポイント。塗りムラが出てしまいますからね。一度に厚く塗るよりかは、薄く二度塗りしましょう。
  • ブライワックスはスチールウールタワシで塗り広げると、表面も滑らかになって一石二鳥です。スチールウールタワシは100円均一ショップで手に入りますよ。
  • 柿渋はコツとかありません。塗るだけです。強いて言えば、ゴミや埃が入らないように注意でしょうか。
  • 棚板を渡す際には水平器で角度を確かめることをお忘れなく。
  • 棚板の固定方法は色々ありますが、私はシンプルにビスで留めています。ビス留めの位置ですが、2×4専用定規という信じられない便利なものがありますから使わない手はありません。同様に、大工さんの分度器は一家に一つ、もとい、書店に一つあると棚板の増設などの際とっっっても便利ですよ!
  • ネジの頭の銀色が気になる際は、アクリル絵の具などで塗ってしまいましょう。筆で塗るには面積が小さすぎるので、綿棒を使って塗布すると綺麗に仕上がります。ふふ、このひと手間でグッとお洒落になりますよ。

次に壁掛けモニター用の金具を設置していきます。
今回使用したのはこちら。ただ、付属のネジは羽目板の厚さでは長すぎて使えませんから、ホームセンターでちょうどよい長さのボルトを買ってきました。ナットもセットで入っているものがありますからね、安心です。

電動ドリルで穴を開けて、こんな感じでボルトで留めていきます。
そうそう、電動ドリルも色々ありますが、最初はIKEAで売っているもので充分です。

ナットで締めました。
尚、羽目板は薄いので、壁掛けモニター金具を設置する箇所だけ、 念のため杉の端材を二重に渡して、厚みを増しています。

モニターやステレオのコード類を出す穴は、羽目板を組み合わせる前に、ジグソーで切っておきます。プラグの先端が引っかからないように、しっかりゆとりを持たせましょう……
と私は思ったのですが、敢えて引っかからせるのもアリだと思います。というのも、万が一モニターからコードが抜けて、壁の後ろに落ちてしまった場合、拾うためにはわざわざ壁ごと移動しなければなりませんからね(汗)

ここまでできたら、念のため確認してみます。ふふ、よさそうですね!

同様に、ステレオも設置していきます。ステレオも壁掛け金具が売っていますから、サイズを確認して使うのが便利です。

できました!
今日はここまでですね。

最後まで読んで頂いてありがとうございます。とっても嬉しいです。
きっとまた、遊びにいらしてくださいね。


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