土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)
こんにちは、紅龍堂書店(くりゅうどうしょてん)の久利生杏奈(くりゅうあんな)です。
雨水(うすい)に入りましたね!
雨水というのは、中国から伝わった旧暦「二十四節気」という季節区分の二つ目。一年を二十四等分したうち、おおよそ2月19日~3月4日頃に該当する期間の名称です。
ちなみに二十四節気の一つ目は、お馴染みの「立春」。
この二十四節気をさらにそれぞれ三等分したものが、いつもご紹介している七十二候です。
つまり今日は、雨水の初候。
七十二候では「土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)」という季節になります。
土脉潤起(つちのしょううるおいおこる)の意味は、雪が解けて大地が潤い、いよいよ植物が芽吹き始める様子のこと。
農家としても馴染み深い季節です。
というもの、冬は田んぼが雪に埋まってやることがないのですが、そろそろ農作業の準備に入るのです。両親も明後日にはバリ島から帰ってくる予定です。
ただ今年は暖冬で、降雪量が少なかったですからね……田んぼに水が張れるのかしらと少し心配しています。
日本は季節にまつわる言葉がとても多いですが、山の雪が解け出して田畑を潤す水のことを「雪汁(ゆきしる)」、または「雪解(ゆきげ)の水」と呼ぶことはあまり知られていません。特に川があふれるほどの奔流を「雪代(ゆきしろ)」、雪代で川や海が濁ることを「雪濁り」というのですが、今年は見られそうにないですね……
などと思いながら、近所のおばあちゃんに頂いた春キャベツの浅漬けを頂いています。ありがとうございます、美味しいです(涙)
キャベツの旬は年に3回ありますが、今の時期のものが最もビタミンCを多く含むんですよ。葉の巻きがふわっとしていて、芯が長いものを選ぶのがおすすめです! ふふ。
最後まで読んで頂いてありがとうございます。とっても嬉しいです。
きっとまた、遊びにいらしてくださいね。
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