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2021年9月11日、タリバン擁護をする人たちに思うこと

「(サルマン・ラシュディ著『悪魔の詩』について)
本はたしかにイスラムを侮辱するものではあるが、言論の自由は尊重すべきだという強い意見を持っていた。『まずはその本を読んで、それから、それに対抗する本を書けばいいじゃないか』父はそういった。さらに、迫力のある声をとどろかせた。『イスラムは、イスラムを否定する本を容認できないほど、弱い宗教なのか? 違う! わがイスラムは、もっと強い宗教だ』」

『わたしはマララ―教育のために立ち上がり、タリバンに撃たれた少女―』マララ・ユスフザイ

引用は、イギリス人作家サルマン・ラシュディがムハンマドのパロディを書いた『悪魔の詩』について、パシュトゥン人だけでなく、イランの最高指導者アヤトラ・ホメイニ師までが冒涜だと激高し、ついにはラシュディの暗殺宣言を出した1989年に、ジアウディン・ユサフザイ氏が批判した言葉です。

こんにちは、紅龍堂書店の久利生杏奈です。
9月11日……と書く指が強ばります。
20年前、世界貿易センタービルで亡くなられた方々は何も悪くないです。ブッシュ政権とも関係ない、一般市民の方々です。心からご冥福――という単語を打ちながら、亡くなられた方々がキリスト教徒だったのか、ユダヤ教徒だったのか、日本人だけではなかった事も思い出しながら――お祈り致します。

以下は備忘録です。
検索避けのために、タリバンをTBと記載するかも悩みましたが、そのままタリバンと表記します。
邦人ジャーナリストやメディア関係者が、日本で殺害される未来も遠くないと考えている今、こんな辺境ブログでまで気を遣うのかと気持ちが塞ぎます。念のため、必ずしもタリバンに殺害されるという意味ではないです。タリバンと一口に言っても決して一枚岩の組織ではないですし(というか、単語としてのタリバンは「神学生」という意味でしかありません。多くの地域にそれぞれの風土に根ざしたタリバン兵が存在します)、またイスラム原理主義組織は他にもISやアルカイダ、学生組織ならばPSF、イスラミ・ジャミアテ・タラバなど無数にあります。数え切れないほどある主義主張の中の、タリバンは一派に過ぎないことを、まずは断っておきます。

私の知る限り、タリバンの発端は、ハク政権まで遡ります。
ジア・ウル・ハク将軍と言えば、選挙で選ばれたズルフィカール・アリー・ブット首相を絞首刑にし、「法廷における女性の証言には、男性の証言の二分の一しか価値がない」とするイスラム法を重視し、レイプされて妊娠した少女を悉く姦通罪で投獄し国中の刑務所を女性でひしめかせ、全国にマドラサと呼ばれる神学校を建て、ディーニヤトと呼ばれる宗教学の授業をイスラミヤトと呼ばれるイスラム学の授業に変え、礼拝委員会を作って10万人の礼拝監視員に人々が決まりを守っているか監視させ、歴史の教科書を「パキスタンという国が1947年以前からあったかのように」書き換え、読んだ人ならば誰でも、強敵インドと3回戦って3回とも勝ったと思うような内容にした人です。
実際は負けたのに。

どこかの極東の島国で聞いたような話ですね。

前記の通り、西欧諸国の価値観からすればハクは到底看過しえない人物ですから、アメリカは一度支援を打ち切っています。
しかしわずか数年後、ロナルド・レーガンも、マーガレット・サッチャーも、このハクを大絶賛しています。なぜか。

ソ連が、アフガニスタンに侵攻したからです。

敵の敵は味方、というわけですね。
女性の人権も「冷戦下における自由」に比べればどうでもいい。
「自由の守護者」の大義名分を得たハク将軍は、アフガニスタンを共産主義の広がりを抑えたい西洋諸国の力が集まる場所にすると同時に、「異教徒に攻撃されるイスラム国家」として周辺の同情を買い集め、スーダンからタジキスタンに至るまでのイスラム諸国をひとまとめにする一大拠点にしました。
とりわけサウジアラビアからの援助は絶大で、ジハードへの入隊志願者がたくさん現れた。

その一人が、ウサマ・ビンラディンという名の億万長者でした。

そう、20年前の今日、2021年9月11日に、世界貿易センタービルを襲撃したアルカイダという組織の主犯です。
そして同時期、スーフィー・ムハンマドという名のマウラーナー(イスラム学者)が、スワート渓谷を訪れ、イスラムの名の下にソ連と戦って欲しいと若者たちに訴えました。その当時はまだ、パシュトゥンの人々は知るよしも無かったことですが、このマウラーナーが作った組織が、後のスワートのタリバンです。

「父がいうには、わたしたちにジハードに加われと焚き付けたのはCIAだ。難民キャンプの子どもたちに与えられる教科書も、アメリカの大学で作られたもので、基礎的な算数の計算でさえ、戦争を題材にして説明されていた。たとえば、『ソ連の異教徒10人のうち5人がわれわれイスラム教徒によって殺されたら、残りは5人です』とか、(弾丸15発)-(弾丸10発)=(弾丸5発)という具合だ」

『わたしはマララ―教育のために立ち上がり、タリバンに撃たれた少女―』マララ・ユスフザイ

……まず問題なのは、こうした実態が知られていないこと。
日本国内の一般市民だけならまだしも、最も問題なのは、恐らく政治家も誰も解っていないこと。
入管法、自衛隊法、留学生や技能実習生制度など、少しでもイスラム文化に知識があれば報復(※パシュトゥン人の間では「復讐」が守るべき掟として根付いています)が怖くて絶対にできないであろう非道な問題が日本側にこそ山積みで、それぞれの制度の不備について記載し始めたら悪罵のきりがないのでここでは割愛しますが、もう国内でテロが起きる未来まで秒読みだろうな……と私は悲観的です。
その上で、それでも、書く必要があると信じたことを書き置きます。

前記の歴史を踏まえた上で、それでも今、タリバンを擁護することに、私は賛同できません。

確かに、9.11に世界貿易センタービルを襲撃したのはアルカイダです。タリバンではありません。
タリバンがやったことと言えば、アルカイダの主犯であるウサマ・ビンラディンを匿ったことで、これは共謀したというよりも、イスラム文化の「客人は絶対に受け容れる」という昔ながらの掟によるものです(※イスラム文化が「客人」に非常に義理堅いことは事実です。ただ前記の通りタリバンとアルカイダのルーツは同時期に端を発しており、ウサマ・ビンラディン引き渡し後に、アルカイダがタリバンに忠誠を誓っていることも付記しておきます。資金繰りも含めて、両者の関係性は藪の中です)
一方で、対話ではなくミサイルを撃ち込んだのはブッシュ政権の失態、いいえ「十字軍」の名を騙った殺戮で、さらに「意味も解らず」追従し自衛隊を派兵した小泉政権の行いは、殺人幇助そのものです。アメリカによるミサイル攻撃はコンピュータ制御のドローンが主流で、病院、結婚式場などを度々「誤爆」しています。マドラサ(神学校)に至ってはわざと破壊しているのではないかと思うくらいで、その犠牲者には子どもも数えきらないくらいいます。というのも、前述の通りタリバンというのは元来「神学生」の意味であり、単数形がタリブ、複数形がタリバン、つまりマドラサで学ぶ子どものこともタリバンと呼称するからです。必ずしも政治勢力のことを指すとは限らない。けれどアメリカ側はそうした現地の情報の精査すらせず、政治勢力としてのタリバンと子どものタリバンを混同し、「タリバンを80人殺した」と新聞に載れば、蓋を開ければ全員子どもだった、そんな悲劇が繰り返され続けての20年。
絶対に許されていい事ではありません。

それでも、今、政治勢力としての「タリバン」を擁護することは、私は、やはり賛同できません。

理由は、今が2021年だからです。
今、タリバンを擁護をすることは、「意味も解らず」20年前アメリカに追従したのと同じだからです。

これは米政府が資金を拠出して運営するペルシャ語放送局「ラジオ・ファルダ」のライターによるツイート。3日前のものです。内容は、
「タリバンが、カブールで抗議デモを起こした女性たちを駐車場に監禁。処刑が危惧される」
最後の一言はいかにも米資本の局らしい煽りにも読めますから、念のため動画が偽造である可能性も加味して出典を探したところ、最初の発信元はTOLOニュースの責任者のツイートでした。

※2021年9月14日00:30現在、このツイートだけ埋め込み動画が表示されないバグが発生しており、対処中です。取り急ぎ、直前の「TOLOニュースの責任者のツイート」の文言にリンクを貼りました。
※9月14日00:50、Twitterリンクの「/status/」の部分を「/statuses/」に書き換えたら表示されました(WordPressテーマ開発者の方にご連絡するために、こちらの記録は残します。お騒がせしました)

TOLOニュースはアフガニスタン初の24時間無休の時事放送局、国内に15の支部がある最大手です。信憑性は高いでしょう……と、書いていた矢先、世界でも数少ない兵士の武装解除(社会復帰)を専門とされている認定NPO法人REALs代表・瀬谷ルミ子さんも動画を引用されていました。それによると、「各地の女性デモは、パキスタンがタリバンを支援してパンジシールで攻撃を続けていること、若者が強制徴兵されてることを非難。デモに危害が加えられないよう、外国メディアが見届けることも希望している」との情報。
デモを撮影してた現地メディアは拘束された後、解放されたようですが、女性たちがどうなったかは依然として不明です。

尚、タリバンが数え切れない「イスラム教徒」を処刑してきたことは、今さら言うまでも無い事実です。

各地で多くの女性が抗議デモを起こし、今、タリバンに殴打されているのは事実です。

今、デモを起こした女性が連れ去られているのは事実です。

今まで、タリバンの手で「イスラムの」音楽家が殺されたのも、芸人が殺されたのも、何百何千という学校が襲撃され破壊されたのも事実です。

タリバンがきな臭い、信用ならないということは、もう10年以上前から現地のイスラム教徒の方々が誰よりも骨身に染みて危惧している実感であり、事実です。
タリバンをテロリストと断じているのはアメリカや西欧諸国だけではありません、他でもない現地の方にも大勢います。

それは、国境に押し寄せている何万人というアフガン難民を見れば解ります。

今、一番、見なければならないのは、この瞬間、目の前で、処刑されるかもしれないと怯えている、この人たちの顔です。
日本で講演の宣伝をしている邦人学者の140字のツイートではないです。
(学者の言説を知ることも勿論大切ですが、それが全てでは決してないです)
一部テロリストの口で語られた「理想のイスラム社会」を、一邦人がイスラムの総意であるかのように代弁し、さらには現地の大半の人が確認のしようもないその日本語を、何も知らない日本人がワンクリックRTするという図は、グロテスク以外の何物でもないです。
くどいようですが、今は2021年です。2001年9月11日ではありません。紅龍堂書店のアカウントにすら、アラビア語やペルシア語で「Twitter社にバンされている助けてくれ」とリプライが飛んでくる時代です。世界情勢なんて携帯一つあればどこでも知れる。SNS全盛期、それこそ若者の大半がSNSネイティブであるこの時代に、いまだに、「女性の人権」をアメリカのお仕着せだなんて思ってる「女性」が大半だと、本気で、思っているのだとしたら、時代を読み違えていますし傲慢が過ぎます。
皮肉極まりないのは、「(イスラムへの)自由や人権はアメリカのお仕着せだ」という専門家の意見に同調している人ほど、
「日本国憲法はアメリカのお仕着せだ」
という論調はネトウヨと称して軽蔑していることです(余談ですが、私はこの「ネトウヨ」という呼称が嫌いです。蔑称だからです。人を批判するには理由を添えれば充分です。逆に言えば、理由なき批判は批判ですらありません。支配です。尚、私自身は日本国憲法ないし民主主義をお仕着せと思った事はありませんし、改憲にも懐疑的です)
こうしたことを書くと、またどこかの学者の言説をなぞらえて、
「タリバンは女性の権利を否定している訳ではない、イスラム社会への西欧的な価値観の持ち込みを嫌うだけだ」
といった声が聞こえて来そうですが、恐らく国際政治学者の内藤正典氏あたりの言葉だと思うのですが(私も氏の著書には何度も勉強させて頂いている以上心苦しいのですが)今回だけは同意できかねます。
というのもこの発言は、テロリストの主張をそのまま鵜呑みになぞっているだけだからです。
既視感が酷かったので引用しますが、9年前、タリバンに頭を銃弾で撃ち抜かれたマララ・ユスフザイ氏に、他でもないタリバン司令官アドナン・ラシッドが送った手紙があります。内容はこう。

「タリバンがおまえを襲撃したのは教育のための活動をしていたからではなく、イスラム社会を構築しようとする俺たちの努力を中傷したからだ。撃たれたと知って驚いた。自分が襲撃を知っていたら前もって忠告してやった。パキスタンに戻ってブルカを着て神学校に通うならおまえを許してやる」

『わたしはマララ―教育のために立ち上がり、タリバンに撃たれた少女―』マララ・ユスフザ

それに対するマララ氏の感想はこう。

「この人は自分をなんだと思っているの。
タリバンはパキスタンの支配者でもなんでもない。わたしの人生をどう生きるかはわたしが決める」

『わたしはマララ―教育のために立ち上がり、タリバンに撃たれた少女―』マララ・ユスフザ

生々しく、象徴的なやり取りです。
そう、結局、本質はハク政権の時と変わっていない。耳ざわりのいいことを言って国際社会を味方に付けようとしているだけ。実態は昔と何一つ変わっていないか、より過激化している可能性もある。20年の怨嗟が募っていますから。それは国際社会にも責任がある。書いてきたとおりです。
中村哲氏の肖像画も消されてしまいました。

2001年9月11日に殺害された世界貿易センタービルの人たちに何の罪も無かったのと同じように、今、今まで、タリバンに殺され続けている女性や子ども、職人の方々にも、何も罪はありません。

全私立学校に通う女子校生に、タリバンによって「ニカブ」着用命令が出されたのも今月の話です。
女子教育を12歳までと定めるシャリーア法の復活も公言されています
(シャリーア法は他に、盗難に手足の切断、「姦通」に石打ち刑を定めていますが、前記の通りイスラム法では女性の証言に男性の二分の一しか価値が与えられませんから、事実上のレイプ被害も全て石打ちに処されます)

この状況下で、タリバンの「女性の権利を否定している訳ではない」という言葉を鵜呑みにする理由が、どこにあるのかこそ、私には理解できません。
他でもない現地のムスリム女性や子ども、芸術家が、「権利を否定されている」と申し立て、連れ去られ、鞭打ちにされて殺されている中、「タリバンの主張『も』聞くべきだ」と部外者が公正を気取るとしたら、それは、南部に連れ去られ奴隷として使役され殺された黒人を尻目に、「白人の言葉『も』聞くべきだ」と言っているも同然です。
中立を騙った暴力です。

付記すれば、タリバンの自爆テロは、「お国のために命を投げ出せ」とする教育勅語の復活を目論む現政権与党の考えと親和性が極めて高い。
そんな中、こんなツイートを見かけて吐き気がしました。

……JUMP作品はジェンダー感の欠如や差別描写が酷いので全く好きではないですが、それでも、安易に政治利用されていいものではありません。作家が自由に書ける未来が担保されると思えないですし、何より、「ある特定の表現を権威付けする」という事がどれほど危険なことか。
他でもない『鬼滅の刃』を菅政権が政治利用したことは記憶に新しい。
安倍晋三の桜を見る会に招かれた芸能人もどうおかしくなっていったか。
皮肉な話、最初にイスラム音楽を殺したタリバンと、これもまた親和性の高そうな考えだとぐったりしました。こんなことをすれば、今度は国内外に女性の被害者を生みますし、モラルを疑われます(集英社のJUMP編集部の性加害は今に始まった事でもありません

確かに、タリバンとの交渉は必要でしょう。
彼らも元はイスラムの一農民であり、職人です。
上辺の建前ではなく本心で何を要求しているのか、知らないことには始まりません。
というより、タリバンが政権を制圧してしまった以上、彼らと交渉「するしかない」のが現状です。ですがその能力が日本にはない。そもそもタリバンを一国の政権として認めていいのかという問題もある。だから現実的な妥協策としては、既に国交が樹立されているパキスタンに要請し、代理交渉にあたってもらう――と、唯一、退避した安井浩美氏が提案されていた矢先、その安井氏が助かったのは「安倍の一派だからだ」と誹るツイートが大量拡散されて流れてくる。しかも140字の中での真偽は不明。
もういい加減にしたらどうですか。
では、尋ねますが、死ねばよかったのですか。安井氏が。
現地で30年近く過ごしてきた彼女本人の言葉、聞きましたか。
(※今確認したら、Youtubeの動画リンクが削除されていました。タリバンのターゲットにならないための安全措置か、誹謗中傷被害への対応か、どちらもか。いずれにせよ悲しい話です)

安倍政権のやり方は最低でした、私も嫌いです。
あれだけ多額の防衛費をつぎ込んだ挙げ句の自衛隊の撤退も、アフガニスタン人退避の際の家族帯同を認めないという菅政権の卑劣な方針も、吐き気がするくらい嫌いです。
ですがその感情を、今なおイスラマバードに留まり、交渉のためにリアルタイムに粉骨砕身し、在アフガニスタン職員の救助にあたろうと継続されているたった一人の女性職員に、ぶつけて、邪魔をして、なんになるのですか。

繰り返しますが、今、一番、見なければならないのは、目の前で、処刑されるかもしれないと怯えている、被害者の顔です。
イデオロギーのためのタリバン擁護ではないです。
当事者の顔さえ直視しないで、対話なんてできるわけがない。

……少なくとも、私はそう信じています。

末筆ながら、私が今ここに書いた全ても、所詮は、アジアの片隅の小さな島国の、若輩者が思っている、机上の空論に過ぎません。それを忘れずにいたいです。

吐き捨てるように書いてごめんなさい。
こんな言葉を、最後まで読んで頂いてありがとうございます。……いつか、いったいどんな人が紅龍堂に立ち寄るのか、そんな人がいるのかなと、暗く思いながら。
よかったら、きっとまた、遊びに――この言葉もふさわしいわけがないと気が遠くなりながら、それでも一書店にできることなんて他にないし、これが、私のしたいことだから――会いに、いらしてくださいね。

【推薦図書】
私が読んで良かったと思った本をご紹介します。発行年も記載しておきます。

  • マララ・ユスフザイ著、金原瑞人・西田佳子訳『わたしはマララ―教育のために立ち上がり、タリバンに撃たれた少女』Gakken、2013
  • 中村哲、澤地久枝『人は愛するに足り、真心は信ずるに足る―アフガンとの約束』岩波書店、2020
  • 緒方貞子『私の仕事―国連難民高等弁務官の10年と平和の構築』朝日文庫、2017
  • 中満泉『危機の現場に立つ』講談社、2019
  • 瀬谷ルミ子『職業は武装解除』朝日文庫、2019
  • J.グルニカ著、矢内義顕訳『聖書とコーラン―どこが同じで、どこが違うか』教文館、2016
  • 内藤正典『イスラームからヨーロッパを見る』岩波新書、2020
  • 内藤正典『外国人労働者・移民・難民って誰のこと?』集英社、2019
  • 西日本新聞社編『新移民時代―外国人労働者と共に生きる社会へ』明石書店、2018
  • 望月優大『ふたつの日本―「移民国家」の建前と現実』講談社現代新書、2019
  • 出井康博『移民クライシス―偽装留学生、奴隷労働の最前線』角川新書、2019
    ※「偽装留学生」という言葉は差別用語と認識していますが、現状を赤裸々に綴った取材は必読に価します。
  • ライフブックス編『自衛隊イラク日報―日誌から見える隊員達の生活と素顔』真明社、2018
  • ウェンディ・パールマン著、安田菜津紀・佐藤慧訳『シリア震える橋を渡って』岩波書店、2019
  • 山森みか『「乳と蜜の流れる地」から―非日常の国イスラエルの日常生活』新教出版社、2002
  • トニ・モリスン、荒このみ訳・解説『「他者」の起源―ノーベル賞作家のハーバード連続講演録』集英社新書、2020
  • 白川優子『紛争地の看護師』小学館、2018

2021年9月13日追記:

  • 山崎雅弘『[新版]中東戦争全史』朝日文庫、2016
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