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虹始見(にじはじめてあらわる)

こんにちは、紅龍堂書店(くりゅうどうしょてん)の久利生杏奈(くりゅうあんな)です。

私としたことが……!
またしても更新が遅れてしまいました、いけませんね。
4月14日から、七十二候では「虹始見(にじはじめてあらわる)」という季節に入っています。虹は儚いものの象徴のような自然現象。
日本人の「もののあはれ」に訴えかけるのか、まつわる歌や詩も多いです。
私が好きなのは、石垣りんさんの「虹」
石垣りんさんと言えば、子どもの頃は「夜が明けたらドレモコレモミンナクツテヤル」の「シジミ」が教科書に載っていて慄きましたし、大人になってからは、若い人に過剰な期待を寄せそうになる度に「空をかついで」を読んで自分を戒めています。
ピリリと山椒が効いたような鋭い洞察を、やわらかな言葉に落とし込むのは優れた詩人の常ですが、こんなに切ない詩も描かれるのですねと、社会人になってから胸を締め付けられたのが、「虹」です。
詩集『レモンとねずみ』より、この詩だけご紹介しますね。

虹が出ると
みんなおしえたがるよ
とても大きくて
とても美しくて
すぐに消えてしまうから
ためておけないから
虹をとりこにして
ひとつ金もうけしようなんて
だれも考えないから
知らない人にまで
大急ぎで教えたがるよ
虹だ!
虹が出てるよ
にんげんて
そういうものなんだ
虹が出ないかな
まいにち
虹のようなものが
出ないかな
空に。

石垣りん『レモンとねずみ』(童話屋の詩文庫)

――石垣りんさんの詩集はたくさんありますが、初めてお手に取るのでしたら、童話屋さんの『空をかついで』をおすすめしたいです。

最後まで読んで頂いてありがとうございます。とっても嬉しいです。
きっとまた、遊びにいらしてくださいね。

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