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お釈迦様の誕生日・お花まつりです。

こんにちは、紅龍堂書店(くりゅうどうしょてん)の久利生杏奈(くりゅうあんな)です。

四月八日は、お釈迦様の生まれた日。
お寺でお祝いする行事を灌仏会(かんぶつえ)といいます。
近年は「花まつり」として有名ですよね。こちらは明治以降に広まった呼称です。

お釈迦様は生まれた時、右手で天、左手で地を指しながら「天上天下唯我独尊」と唱えたと言われています。
四字熟語としての「唯我独尊」は自分だけが優れているというニュアンスですが、実は、本来の意味は「唯だ、我、独(ひとり)として尊し」です。
初めて知った時、「凄い偶然です」と私は鳥肌が立ちました。分かります?
これ、西洋の人権と同じ概念なのです。
人は生まれながらにして尊く、誰にも奪い得ない権利を持っている。
翻って「天上天下唯我独尊」は、「万物はかけがえなく尊い」という意味だと解釈しています。

お花まつりは、このお釈迦様の誕生シーンを花御堂(はなみどう)で再現します。
お釈迦様が生まれたという花園を作り、中央の浴仏盆に誕生仏(「天上天下唯我独尊」のポーズの釈迦像)を安置し、頭の上から甘茶を注いでお祈りします。甘茶を注ぐのは、お釈迦様が生まれた時、空から甘露の雨が降ったという言い伝えがあるから。
拝んだ後は自分も甘茶を頂き、無病息災を祈ります。

……と書きながら、「ああ、参拝したかったです」と窓の外を眺めました。夕焼けが綺麗です。和尚さん、お元気でしょうか。
甘茶を注ぐにも柄杓の消毒が必要な昨今ですが、気持ちだけでも明るく。
気持ちだけでもお祝いを。

紅龍堂の近くより、陽光桜です。

最後まで読んで頂いてありがとうございます。とっても嬉しいです。
あなたもどうか、無病息災でありますように。
きっとまた、遊びにいらしてくださいね。

よくあるご質問を、FAQにまとめました。
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