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付喪神(つくもがみ)

こんにちは、紅龍堂書店(くりゅうどうしょてん)の久利生杏奈(くりゅうあんな)です。

た、大変なことが起きていました。
私が伏せっている間に、大家さんが紅龍堂書店の内装工事を依頼したそうです。今日、大工さんが下見に訪ねていらっしゃいました。
寝耳に水なのでびっくり仰天です。
聞けば、私が一人で柿渋を塗っていた姿を見兼ねて、男手を用意してくださったのだとか。大慌てで「それには及びません、好きで塗っていますから!」とご説明したのですが、大家さんは「あらそーぉ? でも大変じゃないの?」と心配そうです。むむ……
「柿渋を塗るのって、全然力はいらないのです。同じ植物性塗料でも堅めの蜜蝋ワックスでしたら塗り広げるのに3000番くらいのスチールウールタワシでこする必要がありますし多少体力も要りますけれど、柿渋は刷毛に取って滑らせるだけなので!」と説明すればするほど、何か気の毒な子を見るような目で見られてしまいました……え……。そういえば旅人さんも、土間にズラリと並んだ電動工具を見て気持ち引いていたような……?
女性にDIYってミスマッチなのでしょうか? そんなことないですよね??
紅龍堂書店はジェンダーフリーを掲げています! ふふ。
もちろん、プロの方に設計図を切って作って頂ければ早いのですけれどね。お仕事のクオリティだって、私では遠く足元にも及びません。それでも、私一人でコツコツと修繕をしているのは、景康の書斎に知らない人が立ち入るのは緊張するというのもありますし、その……

笑わないでくださいね?

付喪神(つくもがみ)、といえば日本の方ならば聞き覚えがある方も多いのではないでしょうか。
長く大切に使ってきた道具には、神や精霊が宿るという伝承です。
大家さんに図案を見せて頂いた限り、本格的な内装工事をするとなると、壁を抜いたり、古い家具も入れ替えなければ見栄えしないとかで……
でも私は可能な限り、景康の愛してきた道具たちを、そのままにしておきたいのです。
紅龍堂書店には、神様がいらっしゃるような気がして仕方がないから。

最後まで読んで頂いてありがとうございます。とっても嬉しいです。
……書庫の整理をしないと本が溢れてきているのも実際なので、何か良いアイディアがあれば教えてください(苦笑)いつかあなたが訪ねていらっしゃった際、散らかっていては恥ずかしいですからね。
きっとまた、遊びにいらしてくださいね。


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